本文へジャンプします。







現在位置: 厳選レストラントップ > レストラン検索 > ichiRyu > フードアナリストレビュー一覧 > お箸でいただく本格フレンチ 「ichiRyu」


ichiRyu フードアナリストマル*サトシさんのレビュー

評価したアナリスト
マル*サトシさん

マル*サトシさん 好きなジャンル:
和食 イタリアン フレンチ お酒を楽しむ店 その他
プロフィール詳細

お店の評価: 4.0

  • 料理
  • 内装
  • サービス
  • 快適性

ichiRyu

[フレンチ]

ichiRyu

全フードアナリストの総合評価

お店の評価: 4.0

このお店をクチコミする

2009/08/04

お箸でいただく本格フレンチ 「ichiRyu」

このレビューは参考になった
お箸でいただく本格フレンチ 「ichiRyu」

1.冷たいオードブル

お箸でいただく本格フレンチ 「ichiRyu」

2.うなぎ蒲焼のテリーヌ

お箸でいただく本格フレンチ 「ichiRyu」

3.フォアグラ丼

お箸でいただく本格フレンチ 「ichiRyu」

4.桃の冷製スープ

お箸でいただく本格フレンチ 「ichiRyu」

5.オマール海老のボイル

 2006年8月26日、日本ならではの懐石風フレンチで多くの人に愛されたグランメゾンの名にふさわしいレストランが閉店した。紀尾井町は清水谷公園の横にあった『成川亭』である。
 そこの料理長であった金子隆一氏が2007年4月2日にオープンさせたのが、こちら「ichiRyu」である。

 金子氏の腕には定評がある。
 有名な逸話が、TV東京2003年3月6日放送の『TVチャンピオン』「スープ1杯の幸せ スープ職人選手権」の回のこと。成川亭シェフとして参戦した金子氏は、いならぶ強豪らを斥け優勝。決勝ラウンドで披露したスープは下関産トラフグと京都産聖護院かぶらを使ったものであった。
 フレンチのシェフが国内の厳選素材を使用し、慈愛に満ちた美しいスープを作り上げた瞬間でもあった……。


 ichiRyuからの案内メールが届いたのは、6月の末だった。
 毎年恒例となりつつあるが、夏には「桃の冷製スープ」が登場する。そのお知らせであった。
 これは絶対に食べておかないと! 


 今回いただいたのは“オマール海老 特別コース”

 まずは、冷たいオードブルから――
 インゲン、マイクロトマトなどの夏野菜の下に、ホタテと蛤の網焼きが隠れている。そしてさらに奥に人参とマッシュルームを使ったホタテのムースが。
 ソースはホタテのコンソメゼリーと蛤エキスのクリームソースの二色使い。
 潮香る味わいに舌がおどる。

 二皿目が温かいオードブル、うなぎ蒲焼のテリーヌ――
 蒲焼きのタレを思わせるのこのソース、実は牛蒡ベース。香り上品でフレンチとして成立している。
 添えてあるのは、カレイをうるち米の衣で揚げたフライ。こちらも牛蒡ソースがぴったりくる。

 三皿目は、意表を突くフォアグラ丼――
 血管1本1本を丁寧に取り除いたのであろう、まさにとろけんばかりのフォアグラのソテーの下には、自家製味噌でマリネした米沢牛。フォアグラと生肉のコラボレーションをサポートするのが、メロンなみの糖度をもつトウモロコシ「ゴールドラッシュ」。
 ――“丼”と言うよりは野菜としてのお米を最高に美味しくいただく一品となっている。

 そしていよいよ、モモの冷製スープ――
 白いベースの部分もピンク模様の部分も、同じ品種の桃から作られている。白い方はポタージュスープ風のとろみ感と塩加減で、後から桃の香りが鼻腔に抜けていく。
 ピンクの方はストレートに桃の甘みを伝える仕様でパンチがある。
 白/ピンクが交わることで絶妙な桃のスープとなる。

 メインは、オマール海老のボイル――
 大胆に振り上げられたハサミの下に――そのハサミが切り落としかのように――、ほろふき大根の付け合わせが。大根の中にはブルギニオンバターがからまったツブ貝が仕込まれている。白ワインベースのソースが全てを包み込み、剛胆さの中にも優しさを感じる一皿になっている。

 デザートは、生姜のアイスケーキ――
 夏のコースをスッキリと閉めるのにはもってこいの生姜のアイス。バジルソースとのコンビネーションも完璧。添えられた木苺とイチジクのコンポートがアクセントになっている。


 「ichiRyu」の繊細さ、豪快さ、遊び心、それらに満ちたコースであった。
 和の食材を大胆に取り入れ、美しいフレンチとしてまとめるその力量に“フレンチを超えたフレンチ”との呼び声もあがる。
 お酒の品揃えも確かで、国内産ワインまでカバーしている。
 さらに嬉しいことは、これら本格フレンチが、ナイフ&ホークでなく、お箸でいただける気軽さであること、そしてそのアットホームな雰囲気。
 あくまでもお客様目線のサービスが心地よい。
 「ichiRyu」のホームページにこうある――

『「いらっしゃいませ。」ではなく「お帰りなさい。」のおもてなしの気持ちでお迎えさせて下さい。』

 季節ごと旬ごとにメニューが変わっていくこともあって、出来ればもっと足繁く通いたい、素敵なレストランである。


このレビューは参考になった

デート DINNER

わたしはこういったシーンで利用しました!

【ドリンク】
ワイン Pouilly Fume "de Ladoucette" など
【メニュー】
オマール海老 特別コース

[フレンチ] ichiRyuのお店情報
地図 住所 東京都港区麻布台3丁目4-8
電話番号 03-3560-2116 定休日 月曜 
営業時間 ランチ[火・木・土・日]12:00〜13:00 ディナー[火〜日]18:00〜21:30
アクセス 六本木1丁目駅より徒歩10分
URL http://ichiryu-world.com/index.shtml
利用シーン 友達と 家族で デート パーティ 禁煙/喫煙 全席喫煙可 予算 ディナー:

他のマル*サトシさんのレストランレビュー



常連必須の上質レストラン

  1. ピエール・ガニェール・ア・東京

    ピエール・ガニェール・ア・東京

    (東京都/フレンチ)

    (レビュー2件)

  2. ビクターズ

    ビクターズ

    (東京都/フレンチ)

    (レビュー1件)

  3. THE CRESCENT

    THE CRESCENT

    (東京都/フレンチ)

    (レビュー1件)

  4. 周中菜房 白金亭

    周中菜房 白金亭

    (東京都/中華)

    (レビュー4件)

  5. 銀座 飛雁閣(ひがんかく)

    銀座 飛雁閣(ひがんかく)

    (東京都/中華)

    (レビュー4件)

最近登録されたフードアナリストの皆さん

広告
広告
広告