現在位置: 厳選レストラントップ > 連載特集 > 【番外編】 体験!厳選レストランvol.2
貸し切りのアットホームな雰囲気の中、イベントがスタート!
初夏の料理にふさわしい、さわやかな白ワインで乾杯
藤原「今日は僕の大好きなレストランで、みなさんとご一緒できてうれしいです。レストランという語源には“元気を回復する場所”という意味もあります。今日はリラックスして大いに楽しみましょう!」
白ワインを片手に全員で乾杯。さっそく参加者の一人である瀬戸山(夫)さんから「正式な乾杯のし方はありますか?」との質問が。
藤原「基本的にグラスは合わせません。上質なグラスの細工などはほんの少しの衝撃で簡単に欠けてしまいます。ステムを持って、目の高さでお互いに目配せするとスマートですね」
いよいよ料理がスタートし、前菜の「白ごまのババロアとサーモンフュメ」が運ばれてきました。
本田「わ、なにかしら?普通のババロアじゃなくて独特の風味があって…、口どけもすごくいいですね」
藤原「ごまを使っていますね。いってみれば、これはフランス流ごま豆腐です(笑)。浦野さんは、和素材の使い方がとても上手なんですよ」
今日しか食べられないスペシャルメニュー
鮎が見事にフレンチに昇華。透明感のある味わい
藤原「これは今日のためにシェフが特別に作ってくれたスペシャルメニューです」
瀬戸山(夫)「フランス料理で鮎なんて、初めていただきます。添えてあるものはなんですか」
藤原「うるか(内臓)と鮎の身をすりつぶしてパテにしたものでしょう。鮎は内臓も香りがあっておいしいですからね。ライムを1滴搾ってみてください」
赤井「清々しい初夏にぴったりの味。鮎がフレンチになるなんて驚きです。いちじくと合うのも発見です」
佐伯「内臓なのにあっさりして軽やか。白ワインもフルーティで飲みやすく、ワインがぐんぐん進みます(笑)」
メイン2種類にデザート3種類! 味見をし合って楽しみます
王道の一皿。夏向けにソースを軽やかにアレンジ
赤井「牛ほほ肉の煮込みはフレンチの王道を行く料理ですね。味はしっかりしているのに、全然重くない」
佐伯「牛肉が柔らかくてとろけます。パンにつけてソースも残らずいただきたい。女性でもするっと食べられますね」
安藤「地鶏のきのこ詰めローストもおいしいですよ。皮はパリッとしていて、中はしっとり」
お楽しみのデザートはなんと3種類を用意。1皿目は「カスタードプリン・ココナッツアイスクリーム」。2皿目の「バナナのどらやき風」には全員、意表を突かれた様子です。
藤原「クレープ生地をどら焼きの皮くらいに厚めに焼き、手づくりのあん、バナナ入りカスタードクリームを挟んであります。さすが浦野シェフ。遊び心たっぷりですね」
3皿目は「生姜のブランマンジェ・マンゴーのスープ」。互いに味見をしあい、楽しい時間があっという間に過ぎていきます。
シェフの登場でますます盛り上がる一同。予期せぬバースデーギフトも
しきりに照れる浦野シェフ。次々に質問が飛び交います
浦野「今日はありがとうございました。みなさん楽しんでいただけましたでしょうか?」
「ありがとうございました!とってもおいしかったです」。
参加者全員がお礼を述べると、すぐにテーブルのあちこちから、シェフに質問が飛びます。
赤井「牛ほほ肉の煮込みはなんであんなに軽やかなのでしょうか?」
浦野「あれはフォンドボーだけでなく、野菜も一緒に煮込んでいます。赤ワインでなく、白ワインとコニャックで香り付けをしているのもポイントですね」。
そんなやりとりを楽しんでいると、ろうそくを立てたフォンダンショコラが運ばれてきました。実はこの日は瀬戸山(妻)さんと、1日違いで安藤さんの誕生日。シェフからのサプライズな贈り物だったのです。
浦野「瀬戸山さん、安藤さん、お誕生日おめでとうございます!」
全員でバースデーソングを歌い、フォンダンショコラを少しずつ分け合います。
瀬戸山(妻)、安藤「こんなにおいしく、楽しいバースデーが過ごせて感激です。ありがとうございました!」
イベントを振り返りつつ、みんなで記念撮影
サプライズのフォンダンショコラ。バースデーメッセージを添えて
藤原「浦野シェフのように料理を丁寧に、すべて自分で手がけるオーナーシェフは、普段は忙しくてなかなかお話できる機会がありません。そういう意味でも、今日はとても特別で贅沢な会でした。ただし、シェフと直接お話するだけがコミュニケーションではありません。どんな食材を、どんな風に料理しているのか、皿の中のメッセージを受け取るのも大切なコミュニケーションです。皆さんにもよき食べ手になってレストランを心から楽しんでいただきたい。僕はそのためにも、自分が信頼できる、愛すべきレストランを今後もたくさん紹介していきたいと思います。今日はありがとうございました!」
秋田「いつもは料理を楽しむだけでしたが、今日はシェフとじかにお話ができて嬉しかったです」
安藤「藤原さんの解説を聞きながらいただくことで、新しい発見があり、もっと深く料理やレストランを楽しめました。勉強になりました」
長谷川「はじめて参加しましたが、とっても楽しく有意義でした。イベントにまた参加したいですね!」
食事会終了後は、シェフを囲んで記念撮影をしたり、感想を伝えたり余韻を楽しみました。今日のイベントはそれぞれの記憶にしっかりと刻まれたことでしょう。
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シャスール風って何?メインの肉料理「牛ほほ肉の煮込み・シャスール風」のシャスール風とは、主にきのこが入った料理のこと。浦野シェフは、軽やかなソースにきのこの旨みを溶け込ませ、奥行きのある味わいに仕上げた。
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鮎の塩ふり焼きにライム日本料理では塩焼きした鮎に “たで酢”を添えるのが一般的だが、浦野シェフはこれをライムで代用。さらに生イチジク、ルッコラのソースなどフレンチの技法で見事に鮎の旨みを引き立てている。
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料理で季節感を演出フランス料理は一般的に季節感に乏しいといわれるが、浦野シェフは日本の旬の食材を使って、季節感あふれるフレンチを生み出している。これは日本の食材に敬意を払う意味も込められている。
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